てんかん(JME)になんて負けないぞ

若年性ミオクロニーと診断された、息子の日常と、家族の気持ちを綴っていきたいと思います。

う~ん…真実を伝えるべきか否か

早いもので、もう9月ですね。


日中は、まだ暑いけど、夜になると、


「秋だな」って匂いを感じます。


(田舎で、田んぼが近いからなのか❔)




息子は、学校が休みの日の朝は、


昼近くまで起きてきません。


以前は、「朝の薬を飲ませなきゃ」


「規則正しい生活をさせなきゃ」と、


過敏になっていましたが、寝る事で、


ストレス発散になるならと、週末は、


自ら起きてくるまで、起こさない事にしまし


た。




そんな息子ですが、


「お母さん、僕、てんかん、


良くなった気がする。


次の脳波検査、楽しみだなぁ。


薬、飲まなくて良くなるかな❔」と。



「う~ん…良くなってる気がするんだね。


それは良い事だね。」


それしか言えませんでした。




だって、若年性ミオクロニーは、



寛解はするが、完治はしない。



生涯、服薬しなくてはいけい。



長い間、発作が抑制されていても、


突如起こったりするらしい。




悲しいけど、これが現実。




でも、前向きになっている息子に、


現実を突き付けるのは、今ではない気がし


て。



いや、ネット社会の今、色々調べて、


本当は本人も、わかっていると思うんです。



それでも、


「進学したいな」


「働いたら、独り暮らししたいな」


って、希望を持ってる息子に、



「完治する事は無いんだよ」


「薬は一生飲まなきゃダメ」


「断薬したら、ほぼ再発するって」


なんて、言える訳がない。




そりゃ、


「若年性ミオクロニーでの完治例は、


初めてです。おめでとうございます。」


「息子さん、てんかんでは無かったようで


す」



なんて事が起きたら、こんなに嬉しい事は無


い。でも、そんな事、夢物語。




こんな風に書いてると、


「私って、こんなにメンタル弱かったんだ」


って、思い知らされます。




何かの記事で、障害を持つ子の親御さんが、


「生れ変わっても、障害を持つ子の親になり


たいですか❔と聞かれたら、ノー…と答える


けど、じゃぁ、今、不幸ですか❔と聞かれた


ら、それも、ノーと答えます」と。




何だか、心に染みました。




子供に障害があったって、不幸じゃない。


子供が、生きていてくれる、それだけで、


良いじゃないか❗




今の私では、100%そう思える訳じゃない


(そりゃ、障害が無いほうが良い訳で)


けど、いつか、そう思えるように、


メンタル鍛えなきゃ。

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