てんかん(JME)になんて負けないぞ

若年性ミオクロニーと診断された、息子の日常と、家族の気持ちを綴っていきたいと思います。

思い出のアルバム

久しぶりに、


息子が幼い頃のアルバムを開いてみた。



小さい頃は、


段ボールに入ったり、


タンスの引出しに入るのが好きな、



『箱入り息子』



そんな写真がいっぱい。




「こんなに可愛いなら、


芸能事務所のオーディションでも


受けさせようかしら」


なんて思っていた、


親馬鹿な私。




保育園は、


未満児から入園しているので、


先生方が撮って下さった写真がいっぱい。


お散歩に行くと、


道端に咲いてる花を摘んで、


私に「プレゼント」


と言って渡してくれるような優しい息子。




小学校は、行事で撮った写真。


毎年の家族旅行の写真。




中学校は、


部活のテニスで活躍する写真、


修学旅行での、楽しそうな写真。


修学旅行の時は、


「お母さんの会社の人にも配れば」


と、お菓子を買って来てくれる、


優しい息子…


などなど。




その数年後、


まさか、


息子が、


てんかんを発症するなんて、


夢にも思っていませんでした。




「こんなに笑顔が絶えなかったんだ」


「こんなに、元気で活動的だったんだ」


などと、


ページをめくる度、


涙が溢れてきました。




高校生にもなると、


写真なんて撮らせてくれる機会も無く。




でも、


あなたには、


この先、なが~い未来がある。


てんかんになんて負けず、


いっぱい、思い出に残る事をして欲しい。




写真に収められなくても、


母の


「心のシャッター」


を押して保存するから。

×

非ログインユーザーとして返信する